お金を借りる際、コンビニATMを利用できれば便利なものです。コンビニは店舗数も多く24時間営業しているお店も多いため、急にお金が必要になったときでもお金を借りることができます。
コンビニでお金を借りるには、消費者金融や銀行で契約したり、クレジットカードのキャッシング機能を利用したりする方法があります。
消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードを使ってコンビニでお金を借りる方法やメリット、注意点について解説します。
カードローンやクレジットカードを契約すればコンビニATMでお金を借りることができる
コンビニのATMでお金を借りるには、主に以下のような方法はあります。
- 消費者金融カードローンを契約する
- 銀行カードローンを契約する
- クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を使う
コンビニでお金を借りるには、上記のように消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードを契約する必要があります。契約すればローンカードやスマホでの取引が可能になり、コンビニでお金を引き出すことが可能になります。
消費者金融カードローンはカードのほかスマホを使いコンビニでお金を借りることが可能
コンビニでお金を借りる方法の一つが消費者金融カードローンです。消費者金融カードローンは、審査がスムーズに進み契約が完了すれば、申し込んだその日にお金を借りることも可能です。
また、通常、コンビニでお金を借りるにはローンカードやキャッシュカードを使いますが、消費者金融カードローンの中には、スマホを操作することでお金を借りられるものもあります。
消費者金融カードローンなら最短その日にコンビニでお金を借りることができる
すぐにでもお金を借りたいなら、消費者金融カードローンがおすすめです。最短でその日に審査・契約が完了すればローンカードがその日に発行されたり、スマホの操作をしたりすることによってコンビニでお金を借りることが可能です。
プロミスでは、ご融資までのお手続がWeb上で完結でき、最短20分の即日融資が可能です。
ご契約当日、お急ぎのお借入はスマホアプリからセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMをご利用がおすすめ。
引用元:アイフル 即日融資にも対応
銀行カードローンは申し込んだその日に融資をすることはできません。クレジットカードもカードが手元に届くまでには時間がかかります。
できるだけ急いでお金を借りるなら、消費者金融カードローンを検討してみましょう。
コンビニATMでお金を借りる方法はローンカードのほかスマホ取引も可能
消費者金融カードローンではローンカードの利用だけでなく、スマホ取引が可能なものがあります。スマホ取引ができれば、コンビニのATMでスマホ操作をすればお金を借りることができます。
会社名 | 利用可能なコンビニATM |
---|---|
アイフル | セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM |
アコム | セブン銀行ATM |
SMBCモビット | セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM |
プロミス | セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM |
レイク | セブン銀行ATM |
スマホ取引ができるコンビニATMは限られているので注意しましょう。
コンビニでお金を借りる際のスマホの操作方法
スマホを使いコンビニでお金を借りるには、ダウンロードしたスマホアプリにログインします。その後、「スマホATM取引」をタップし、画面の指示に従って操作します。
会社によっても多少の違いはありますが、基本的にはコンビニATM画面に表示されるQRコードを読み取る、企業番号を入力する、といった操作をするだけです。
スマホ操作が苦手な場合はローンカードを使うと安心
スマホを使いコンビニでお金を借りるのは難しくはありませんが、スマホ操作に慣れていない人などは不安なものです。消費者金融カードローンはもちろん、ローンカードの発行もできます。
ローンカードなら手順は簡単。コンビニATMの挿入口にローンカードを差し込んで、融資希望金額を入力すればお金を借りることができます。
消費者金融の自動契約機や店頭であれば、その場でローンカードを発行してもらえます。また、SMBCモビットはコンビニでもカードを受け取れるサービスを提供しています。
ローソン・ミニストップ・郵便局・はこぽすで受取可能
引用元: SMBCモビット コンビニ等でカード受取
ローンカードはスマホ取引のようにセブン銀行やローソン銀行のあるコンビニだけでなく、ファミリーマートやミニストップなど、利用可能なコンビニが多いです。
振込融資を利用すればコンビニでキャッシュカードを使い引き出せる
自分の口座や指定口座にお金を振り込んでもらえる振込融資を利用すれば、コンビニATMでお金を引き出すことができます。
メリット | 振込手数料 | |
---|---|---|
アイフル | 千円単位での振り込みが可能 | 無料 |
アコム | 最短10秒で振込(金融機関によって異なります) | 無料 |
SMBCモビット | 受付完了から最短3分で振込 | 無料 |
プロミス | 最短10秒で振込可能 | 無料 |
レイク | 21時までに契約が完了すればその日のうちに振り込み | 無料 |
振り込みが完了すれば、金融機関口座のキャッシュカードでお金を引き出せます。
急ぎでコンビニでお金を借りたいなら消費者金融カードローンがおすすめ
以下のような場合は、消費者金融カードローンを利用してコンビニでお金を借りるとよいでしょう。
- できれば即日でお金を借りたい
- ローンカードを持ち歩きたくない
- 無利息期間サービスを利用したい
消費者金融カードローンのメリットの一つが、最短20分で審査完了など、審査スピードが早いことです。審査が早く完了すれば、契約手続きに進むことができます。申し込みをしたその日に、コンビニでお金を借りることができます。
ただし、申込時間が遅かったり、提出書類に不備があったりして審査がストップするとその日の融資はできません。早くお金を借りたいなら、午前中など早い時間帯に申し込みを済ませましょう。
最初の1ヵ月間は、無利息でお金を借りられるなどのサービスを提供する消費者金融カードローンもあります。ほかにも、返済日を選ぶことができたり、疑問点などを解決してくれるサポートが充実していたりするのもメリットです。
法律に従い貸付をする消費者金融は怖いこともなく不安になる必要もない
中には消費者金融にマイナスイメージを持つ人もいるでしょう。消費者金融と聞くと、闇金を連想させ「取立が怖い」「お金を搾り取られる」などと思っている人もいるかもしれません。
実際、消費者金融と名乗る業者の中には悪質な業者もありますが、大手消費者金融をはじめ、貸金業者として登録している消費者金融は利用者が安心して利用できるサービスを行っています。
貸金業者は貸金業法という法律に従い、貸付を行わなければなりません。ポイントは、貸し過ぎを防止するための総量規制(年収の3分の1を超える貸付は禁止)、上限金利の設定です。
上限金利は借入れ金額に応じて15%~20%と決められているので、それ以上の金利で貸付を行うことはできません。
ほかにも、闇金のような取り立ての禁止や、貸金業務取扱主任を置き、違法行為をしないようにするなどの決まりごともあります。
もちろん、自ら借り過ぎないようにすることは重要ですが、消費者金融だからといって不安になることはありません。ただし、消費者金融を利用する際は、悪質業者には注意しましょう。
銀行カードローンのローンカードはコンビニでお金を借りる方法の一つ
銀行でもカードローンサービスを提供しています。銀行カードローンの多くはローンカードを使い、コンビニATMでもお金を借りることが可能です。また、銀行カードローンとキャッシュカードが一体化しているものもあり、その場合ローンカードとキャッシュカードを2枚持たずにすみます。
銀行カードローンは低金利でお金を借りることが可能
銀行カードローンを使いコンビニでお金を借りるメリットは、低金利で借りられることです。消費者金融カードローンの上限金利は平均18.0%です。
アイフル | 3.0%~18.0% |
---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
一方、銀行カードローンの金利は、消費者金融カードローンに比べて低いものが多いです。
三井住友銀行 カードローン | 1.5%~14.5% |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
東京スター銀行 スターカードローンα | 1.5%~14.6% |
返済のことを考えれば、金利は少しでも低い方が返済負担は軽くなります。特に長期返済になる場合は、低金利の銀行カードローンがおすすめです。
カードローンとキャッシュカードが一緒になっているタイプもある
銀行カードローンの中にはキャッシュカードと一体化されているものがあります。一体化されているものであれば、コンビニでキャッシュカードを使ってカードローンの借り入れができるということ。キャッシュカードとローンカード、2枚持つ必要がありません。
例えば、北日本銀行のカードローンASUMOは、「キャッシュカード一体型」と「専用ローンカード」を選択できます。
キャッシュカード一体型:お持ちのキャッシュカード(同時申込の場合を含む)にローンカード機能を追加しますので、カードを増やすことなくお使いいただけます。
また、みずほ銀行カードローンにも、「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」があります。「キャッシュカード兼用型」は、普通預金のキャッシュカードに、カードローンの機能を付けたものです。審査の後、キャッシュカードを使いコンビニでお金を借りることができるようになります。
クレジットカードにキャッシング機能があればコンビニでお金を借りることができる
クレジットカードにキャッシング枠があれば、コンビニATMでお金を借りることが可能です。
通常、クレジットカードは買い物や飲食、サービスを利用する際に使うものですが、カードによってはお金を借りる機能が付帯されていることがあります。クレジットカードによっては、申し込みの際にキャッシング枠をつけるかどうか選択するケースも多いです。
ただし注意したいのは、キャッシング枠はショッピング枠内に付帯される点です。ショッピングの利用可能限度額が50万円であれば、その中で10万円、20万円などがキャッシング枠として利用できます。
キャッシング枠があるとお金を借りることはできますが、ショッピングで利用できる金額が減るということです。
キャッシング枠を新たに設定したい場合は、再度審査があります。審査に通ればキャッシング枠が設定され、コンビニでお金を借りることができます。
コンビニでお金を借りるのは便利!しかし手数料がかかるなど注意点がある
カードローンやクレジットカードの契約ができれば、コンビニATMでお金を借りるのは簡単です。コンビニなら24時間365日利用できることが多いのも便利です。しかし、便利ではありますが、注意しなければならない点があります。
カードローンやクレジットカードの契約は審査がある
コンビニでお金を借りるには、カードローンやクレジットカードの審査に通過しなければなりません。審査によって返済可能と認められなければ契約できず、お金を借りることはできません。
審査では信用情報の調査があります。
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。
引用元: CIC 信用情報とは
信用情報にはカードローンやクレジットカードの申込情報や利用情報、契約内容や返済状況などの情報が登録されています。借り入れの審査では登録されている情報を確認し、お金を貸してもきちんと返済できる人物かどうかを判断するのです。
クレジットカードの申込情報があっても問題ではありませんが、審査に影響するのは返済遅延や滞納の情報です。また、任意整理や破産申立などの債務整理に関する情報が登録されている場合、審査通過はできないと考えた方がよいでしょう。
また、消費者金融カードローンによる貸付は、先に述べたように総量規制という貸付金額の制限があります。新しく借り入れを申し込む場合、年収の3分の1を超える貸付はできません。
住宅ローンやショッピングは対象となりませんが、消費者金融などの貸金業者からの借入やクレジットカードのキャッシングが対象となります。そのため、年収450万円の場合、他社ですでに150万円を借りていれば新規の貸付はできません。
コンビニでお金を借りる際には手数料がかかる
コンビニでお金を借りる場合、利用金額によって110円~220円の原則手数料がかかることが多いです。
手数料について、提携先ATM利用時の手数料は、一部お客さまのご負担となります。
・取引金額 1万円以下 入金/出金:110円
・取引金額 1万円超 入金/出金:220円
※出金によって発生するATM手数料は、次回ご入金時にご清算となります。
※三井住友銀行ATMは手数料無料です。
110円程度ならと思うかもしれませんが、1ヵ月に何度もコンビニでお金を借りることになれば、出費がかさんでしまいます。
コンビニでお金を借りる際は利用する金額を考え、まとめて借り入れをした方が無駄な手数料を払わずにすむでしょう。または、自社のATMであれば無料で利用できるケースが多いです。
便利なので借り過ぎてしまい返済が大きな負担になるリスクがある
コンビニは店舗も多く、必要なときに簡単にお金を借りることができ非常に便利なものですが、借り過ぎには注意しないといけません。コンビニで手軽にお金を引き出すことはできますが、それは借金であり返済しなければならないお金です。
コンビニATMで手軽にお金を借りることができるので、まるで自分の預金からお金を引き出しているような感覚になってしまうこともあるかもしれません。しかし、お金を借りる場合は、返済をしなければなりません。利息もつきます。
カードローンは利用可能限度額の範囲内で、何度でもお金を借りることができますが、無計画に借りてばかりいるとアッと言う間に限度額いっぱいまで借りてしまうことも。そうなればお金を借りることができなくなり、返済金額も大きくなります。
「コンビニでお金を借りる」に関連するよくある疑問
「コンビニでお金を借りる」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。
Q 消費者金融カードローンのスマホ取引は、セブンイレブン以外で利用できますか?
A セブンイレブン以外ならローソンでの利用が可能です。ただし、消費者金融によってセブン銀行ATMしか利用できない場合もあるので確認が必要です。
Q 消費者金融カードローンを契約しました。コンビニではどのような方法でお金を借りることができますか?
A ローンカードを使う方法と、スマホアプリをダウンロードしスマホを操作して使う方法があります。または、自分の口座に振込をしてもらい、キャッシュカードで引き出すという方法もあります。
Q クレジットカードを使いコンビニでお金を借りるにはどうすればよいですか?
A クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を付帯するか、クレジットカード会社に連絡をしてキャッシング枠の設定を申し込みましょう。審査通過できればキャッシング枠が付帯され、コンビニでお金を借りることができます。
コンビニATMを利用したお金の借り方の新しいトレンドと将来展望
近年、デジタル技術の進化により、コンビニATMを利用したお金の借り方にも新しいトレンドが現れています。スマートフォンと連携したサービスの拡充や、AI技術を活用した審査プロセスの高速化が進む中、利用者にとってさらに便利でスムーズな借入体験が提供されつつあります。
デジタルIDの活用による手続きの簡素化
デジタルIDを活用することで、コンビニATMでの借入手続きがより簡単になります。利用者はデジタルIDをスマートフォン上で提示するだけで、身分認証や契約の確認が行えるようになり、従来のカードや書類が不要になります。これにより、手続きの時間短縮や、紛失や盗難のリスク軽減が期待されます。
AIによる即時審査と即日融資
AI技術を用いた審査システムの導入により、申し込みから融資までのプロセスが大幅にスピードアップしています。AIは膨大なデータを基に迅速かつ正確に審査を行い、結果を即座に提供することができます。その結果、消費者は申し込み当日に融資を受けることが可能になり、緊急時の資金調達がさらに容易になります。
フィンテック企業による新サービスの展開
フィンテック企業が提供する革新的なサービスにより、コンビニATMを通じた借入体験が進化しています。例えば、仮想通貨を担保にした融資サービスや、ブロックチェーン技術を活用した透明性の高い融資プラットフォームなどが登場しています。これらのサービスにより、従来の金融機関では提供が難しかった柔軟な融資オプションが利用者に提供されています。
コンビニATMの役割の変化と将来性
デジタル化の進展に伴い、コンビニATMの役割も変化してきています。単に現金を引き出す場所から、デジタルサービスとの連携ポイントとしての役割を担うようになり、将来的にはさらに多様な金融サービスの提供場所としての可能性を秘めています。例えば、ATMを通じての国際送金サービスや、投資商品の購入など、新たな金融サービスが展開されることが予想されます。
まとめ
コンビニATMを利用したお金の借り方は、技術の進化により便利で迅速になりつつあり、今後も新しいサービスの導入によってさらに多様化することが期待されます。デジタルIDの普及やAI技術の活用、フィンテック企業によるイノベーションなどは、利用者にとって非常にメリットが大きく、借入体験を根本から変える可能性を秘めています。
しかし、これらの進化には、セキュリティの確保やプライバシー保護の観点から新たな課題も伴います。利用者データの安全な管理や、透明性のあるサービス提供が求められることになるでしょう。フィンテックの発展とともに、これらの問題に対する解決策も同時に進化していく必要があります。
最終的に、コンビニATMを通じたお金の借り方が、より便利で、安全、かつスマートなものに進化していくことで、日常生活における金融サービスの利用がさらに容易になることを期待しています。将来的には、コンビニATMがただの現金自動預け払い機を超え、総合的なデジタル金融サービスのハブとして機能する日も近いかもしれません。
お金を借りる際にコンビニを利用できるのは便利!しかし借り過ぎには注意は必要
コンビニでお金を借りるには、消費者金融や銀行カードローン、クレジットカードを契約することです。そうすれば、ローンカードが発行されるので、コンビニでお金を借りることが可能になります。
消費者金融カードローンの中には、スマホアプリを導入することでコンビニATMで借り入れができるケースもあります。できるだけ早くお金を借りたい場合は、消費者金融カードローンを検討してみるとよいでしょう。
クレジットカードならキャッシング枠を設定することで、コンビニでの借り入れができるようになります。
コンビニで手軽にお金を借りられるのは便利なものですが、だからといって借り過ぎには注意が必要です。コンビニでお金を借りる際は手数料がかかることも多いもの。借り入れは必要な分だけにするなど、返済負担が大きくならないようにしましょう。